葬儀・法事について
葬儀について
「生あるものは必ず死んでゆかねばならない」
葬儀は、故人が人生の最後に教えてくださるこの大事な問いかけを聞き、生死は自分自身の事実である、と受け止めていく厳粛な仏事です。
如来さまのはたらきに依って、亡くなられた方の一生涯をともに憶念し、心をいたしてお詣りさせていただきます。
法事について
法事(回忌法要)は、亡き方の「ご命日」を機縁として、私たち一人ひとりが仏法に遇わせていただく仏事です。
真宗の教えでは「命日」を、「明日」とも顕されております。
大切な人が亡くなられた日を、「いのちの日」と呼び、私たちを照らす明かりとしていただいてきたのが浄土真宗の伝統です。
育んでくださった方々を憶念し、仏さまのご恩に報いていく志を賜り、お念仏の徳を讃えてきた営みです。
そして南無阿弥陀仏の心を明らかにしてくださった宗祖・親鸞聖人に出遇う機縁でもあります。
葬儀・法事の流れ
ご葬儀までの流れ
- 一まずはお寺にご連絡ください。日取りのことなどをご相談させていただきます。
- 二葬儀社にご連絡していただきます。
- 三「枕勤め」(臨終勤行または枕経ともいいます)を執り行います。亡き人が身をもって教えてくださった死の事実をとおして、逆に私たちは、生きていることの尊さを仏さまの教えにたずねていく、その第一歩が枕づとめです。
- 四お通夜・ご葬儀
法名について
法名は、男性は「釋○○」、女性は「釋尼○○」とおつけします。
「釋」は釋尊(お釈迦さま)の釋で、仏弟子をあらわします。
「〇〇」の二文字は、故人のお人柄をなどをお聞きしてつけさせていただきます。
(詳しくは「よくあるご質問」をご覧ください)
ご法事までの流れ
- 一まずはお寺にご希望の日時、場所をご連絡ください。
- 二日時や場所が決まりましたら、ご家族やご親戚にご連絡ください。
- 三お寺でご希望の場合、駐車場のご利用の有無、ご参集の人数などを前日までにお知らせください。
- 四ご自宅などで法事を行う場合、時間までに伺います。